不動賃貸業

バーベル戦略

　弊社が投資する不動産賃貸業にもバーベル戦略がとられています。つまりリスクとリターンとのポジショニングを検討しつつポートフォリオの入れ替え及び新規投資を行っております。下の図にあるように銀座の一等地や駅直結のタワーマンションへの投資などはすぐに売りたければ売れるので流動性が高いです。ただし一般的にはリターンは低いわけです。

　一般的にそのような物件の利回りは3％を切ると言われております。ただし物件を精査するとリスクを抑えたままで4~5％の利回りを確保できることは可能です。たとえば弊社が区分所有するザ・タワー横浜北仲は7％近い利回りを確保できております。一方、栃木県那須塩原市鍋掛にあるプランドールⅠ、Ⅱ（共同住宅）は、地方にあるため流動性が低く相対的にリスクが高いです。ただし竣工後まだ10年程の物件で管理コストがそれほどかかりません。また、駐車場を2台まで確保可能であるため若いディンクス世帯に人気のマンションになっております。利回りも12％以上取れており都心では考えられないような収益性を確保できております。