宿泊業

ビジネスホテルとリゾートホテル

　当社が行っている宿泊業の投資はビジネスホテルとリゾートホテルへの投資である。ビジネスホテルは一般的に稼働率が比較的に高くさまざまな層の顧客に支えられているためリスクが相対的に低い。その反面利回りが低いという特徴がある。一方リゾートホテルは季節性が高く収益のブレが大きい。また感染症などの影響を受けやすい。そのためリスクが大きいものの利回りが高いことが多い。当社が保有する高崎のホテルサンはシティホテルの割には利回りが高くリスクが相対的に小さい。

　リゾートホテルとして弊社が保有する日光ガーデンホテルは鹿又川と箒川の間に位置し塩原温泉の中でも特に絶景と言われる場所に位置しているもののバブルの時からの放漫経営のために2016年に破綻したため当社が買い取った。以前からリスクが大きかったのは労働生産性が低かったためである。そこで2024年12月に開業する際は人件費をできるだけ削ってその代わりITへの投資を積極的に行うことによりリゾートホテルとしてのリスクをできるだけ小さくした。